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SANEMORI2023のあらすじを詳しく!宮舘涼太(SnowMan)の役柄は?

2023年1月に、東京・新橋演舞場にて初春歌舞伎公演市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』が上演されます。

歌舞伎俳優・市川海老蔵さんが前回『ABKAI2019』で共演したSnowManの宮舘涼太さんと再びタッグを組むということもあり、話題になっています。

歌舞伎に詳しい方は『SANEMORI』と聞いてピンと来ると思いますが、

あまり詳しくない方にとっては、歌舞伎って難しいのでは…。見に行きたいけどあらすじを知っておいた方がより楽しめるかも!

と思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では歌舞伎初心者の方でも、『SANEMORI』のあらすじがわかるようにかなり詳しくまとめました。

SnowManの宮舘涼太さんの役柄も気になりますよね。

また、前回の『ABKAI2019』を見に行かれた方の感想も載せていますので、雰囲気を感じていただけたらと思います。

▽この記事でわかること▽

  • 歌舞伎『SANEMORI』2023のあらすじ※詳しいのでネタバレ注意!
  • 宮舘涼太(SnowMan)の役柄は?
  • 『ABKAI2019』の感想

 

『SANEMORI』2023のあらすじ※ネタバレ注意!

歌舞伎『SANEMORI』のあらすじは以下の通りですが、9/21現時点では過去のものを参考にしています。

2023の役柄、ストーリーは未発表なので、多少異なる部分があるかもしれません

分かり次第更新いたします。

後半は詳しく書いているのでネタバレ注意です!

 

『SANEMORI』は、

古典歌舞伎の名作『源平布引滝 実盛物語』を主軸にした作品

です。

平家に仕える武将斎藤実盛(さいとうさねもり)が、恩義のある源氏に忠義を尽くそうとする生きざま

源氏の象徴である白旗をめぐり、命をかけてこの白旗を守ろうとする人々の人間ドラマ

を描いていて、市川海老蔵さんが企画・演出されています。

 

あらすじ

☆時代

平安時代末期、平治の乱の直後、平家が全盛にむかうころの時代です

☆重要!『源氏の白旗』

「平治の乱」の反乱軍の大将・源義朝(みなもとのよしとも)が持っていた源氏のシンボルだったのが「源氏の白旗」です。

この源氏の白旗がとても重要になってきます。

なぜそんなに重要なのかというと、白旗は源氏のシンボルだからです。

平家打倒の重要なアイテムです。

後鳥羽上皇から授けられたので正義の戦いとしてび大義名分もあります。

 

☆主人公:斉藤実盛 (さいとうさねもり)

斉藤実盛は、平家方ですが、昔は源氏の家来でした。

恩義のある源氏に忠義を尽くす(今の平家の横暴ぶりが嫌なのもあって)という設定です。

平家方にいるのに源氏に心を寄せているというのはどうなの…という方もいるかもしれません。

☆舞台:お百姓さんの「九郎助(くろすけ)」の家/琵琶湖のほとり

ここでは九郎助の娘「小万」が重要人物です。

  • 小万 (こまん):九郎助の娘
  • 九郎助は以前、源氏の武将の多田蔵人幸綱(ただのくらんど ゆきつな)をかくまっていた
  • 小万はその幸綱と結婚→息子:太郎吉(たろきち)を出産

このような縁で小万は源氏のために方の人です

この九郎助は、先程の源氏の武将多田蔵人幸綱をかくまっていたので、亡き木曽義堅(きそ よしかた)の妻:葵御前(あおいごぜん)妊娠中をかくまっています。

 

葵御前の生まれてきた子供が男だったら殺そうと、清盛の命令で2人の使者がやってきます

なぜ使者が九郎助の家に葵御前がいるとわかったかというと

甥と名乗る男が密告したためです。

その使者は

  • 主人公の斉藤実盛(さいとうさねもり)
  • 悪役の瀬尾十郎(せのおじゅうろう)

の2人です。

 

京都で木曽義堅から源氏の白旗を託されたのが小万です

しかし、平家が…

逃げきれず琵琶湖に飛び込む小万…

この時、一緒だった九郎助たちとも逸れてしまっていたのです

 

この辺りから詳しくなっていくのでネタバレしたくない方は読み飛ばしてくださいね!

☆ストーリー展開:源氏の白旗

小万はまだ帰宅していません…

おばあさんの小よしは心配して待っていて、葵御前は奥の部屋に隠れています

九郎助との小万の息子の太郎吉は琵琶湖に魚を取りに行きます

その時、

家の様子をうかがいに甥だという男がきましたが、おばあさんが追い返します

この甥という男が葵御前(あおいごぜん)をかくまっていると平家側に密告したのです…

 

釣りに行った太郎吉が琵琶湖の岸辺に流れ着いていた人間の腕を見つけて持って帰ってきます

この腕に握られていた白い棒が源氏のシンボルの白旗です。

ということは…

この腕は、太郎吉の母親:小万の腕ということなのです…

旗を渡すものか!と言わんばかりにしっかり握って離さない腕でしたが、息子の太郎吉が指を動かすとあっさりと旗を離します

☆ストーリー展開:平家の使者

先程の2人の使者

  • 主人公の斉藤実盛
  • 悪役の瀬尾十郎

この使者は、葵御前が産んだ子が男なら殺す。女の子なら許すという命令で来ています

す。

☆ストーリー展開:葵御前の出産

2人の使者がきた時、

葵御前が出産したことにしておばあさんが、生まれた子供を布に包んで出てきます

しかし、

布の中身は、です

使者:妹尾「だます気かー!! 」

使者:実盛 難しい故事で妹尾をやり込めます

鉄の玉を産んだ女がいるんだから、かいな(腕)を産む女がいてもおかしくない と。

やり込められた妹尾は、帰ったそぶりを見せ、付近に隠れます

しかし、実盛は残ります

 

☆ストーリー展開:経緯

先程の腕は、実盛自身が切り落としたものでした。

実盛は、腕について説明するために残ったのです。

実盛は、九郎助夫婦と葵御前に対して、やむなく小万の腕を切り落とすに至ったときの様子を語ります

  • 琵琶湖にある竹生島の参拝を終えた平宗盛(たいらのむねもり)を乗せた船が遊覧していた
  • 口に白いものをくわえた小万を発見!→実盛が助ける
  • その白いものが源氏の白旗だとバレてしまう…
  • 平家の家来が旗を奪おうとする
  • 抵抗する小万
  • 実盛は、旗を守るために仕方なく小万の腕を斬り、腕と旗は琵琶湖へ

ここだけを見ると、実盛は悪人のようにも見えますが、

源氏の白旗が平家に渡ってしまっては、平家に反旗を翻すことはできません。

これは小万も望んでいないこと。

咄嗟の判断だったのです。

 

小万は死んだのかとショックをうける九郎助たち。

 

☆ストーリー展開:小万との対面と出生の秘密

近くの漁師が岸に流れ着いた小万を運んで来てくれます

亡くなっている小万ですがまるで生きているかのようです

腕だけになっても旗を離しませんでした

腕に魂が残っているかもしれない!

腕と体をつけてみよう

となったのです

すると、

小万が本当に生き返ったのです!

しかし、

最後にみんなに別れを言ったのちに本当に亡くなってしまいます

実は小万は九郎助が拾って育てた子です。見つけた時には、書き付け(平家一門の誰かの娘である)・守り刀が一緒にありました

 

☆ストーリー展開:葵御前本当の出産

葵御前が本当に産気付き、男の子が無事に生まれます

この時実盛は、源氏の白旗を飾って安産を祈っていました。

 

この子(赤ちゃん)は、亡くなった木曽義賢の息子ですから身分が高いのです

源氏の白旗葵御前と木曽義賢の息子に託されます。

周囲は、平家に反旗を翻そうと意気込み、太郎吉を葵御前と木曽義賢の息子の家来にさせようとします。(実際に「木曽義仲」は、数十年後に木曽から攻めあがり、平家を都から追い出します。)

 

☆ストーリー展開:妹尾の再登場

先ほどから、隠れて盗み聞きをしていた瀬尾十郎が戻ってきます

しかし、あろうことか小万の亡骸を罵り、蹴る…

それに怒った息子の太郎吉は持っていた親の形見の刀で瀬尾を刺すのです

 

☆ストーリー急展開:瀬尾の真実

しかし、この行動には裏がありました。

実は、瀬尾は、太郎吉に手柄を立てさせるためにわざと刺されたのです。

小万の息子である太郎吉は、小万が平家の血を引く者なので葵御前の息子の家来にはなれないと言われていました。

しかし、

平家である自分(瀬尾)を、太郎吉が殺めたら葵御前の息子の家来になれるのではないかと瀬尾が考えたのです

だから、わざと太郎吉を怒らせて自分を斬らせたというのです

さらに驚きの真実は、

小万の父親は瀬尾だったということです

太郎吉が持っていた守り刀は、小万を捨てるときに置いていったものだったのです。

使者として家に入ったときに太郎吉が自分の孫だと気づいていて最初から決めていたのです。

 

☆ストーリー展開:太郎吉と実盛

太郎吉は手塚太郎光盛(てづかのたろうみつもり)という名前をもらいました

そして、母親小万を殺めた仇!実盛にせまります。

しかし、まだ太郎吉は子供…

「今うたれれば情けをかけたと思われるから、太郎吉が成長してから加賀国篠原(石川県)で討たれてやろう」と実盛はいいます

その時には、老人だと手加減されないように錦の鎧をきて若やぎ、墨で白髪を黒く染め、坂東声(関東訛り)で名乗るからと約束したのです。

最後には颯爽と馬に乗った実盛をうらやましそうに見る太郎吉を一度馬に乗せあげ、去っていきます。

ここまでが前回のあらすじです。

斎藤実盛(さいとうさねもり)

平安時代の武将で、源頼朝や平清盛に仕え「平家物語」にも登場します。

時代 平安時代末期
生誕/死没 天永2年(1111年)/寿永2年6月1日(1183年6月22日)
墓所
  • 石川県加賀市篠原町(実盛塚)
  • 静岡県熱海市伊豆山岸谷
  • 福井県鯖江市南井町、同坂井市丸岡町(堂)
主君 源義朝→源義賢→源義朝→平清盛→宗盛
氏族 藤原北家利仁流斎藤氏

 

宮舘涼太(SnowMan)の役柄は?

役柄は現時点(10/5)では未確定です。

しかし、

10/4に都内で行われた初春歌舞伎公演市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』製作発表記者会見で、

市原海老蔵さんは、

前回は平治の乱で平清盛に敗れた源義朝の霊、義朝の弟・義賢、実盛の3役を海老蔵が、

宮舘は平家打倒の旗を掲げた源義仲を務めた。

今回の変更点を問われると海老蔵は

私は、実盛ひと役の予定です。

私がやっていた大立ち回りのある義賢は宮舘くんができるかな、と。

急きょ、義賢やりたいということなので、お譲りしようかな、と」とにやり。

急な展開に宮舘涼太さんは

「ホントですか? 今、ここにいる皆様と同じタイミングで知りました

ときょとんとし

「早急におけいこを始めたい」

と大汗だった。

と。SANEMORI2023の配役がとっても気になりますね!!

 

前回、2019の初演の際の役柄は、

  • 宮舘涼太(SnowMan):源頼朝のいとこである源義仲
  • 阿部亮平(SnowMan):家来の手塚太郎光盛
  • 市原海老蔵:斎藤実盛

でした。

義仲が手塚と共に、源氏が平家に敗れていた昔に思いを馳せる構成でした。

 

海老蔵さんは以前のインタビューでは

「宮舘さんは前回公演で、ご経験やスキルを存分に発揮され、歌舞伎の所作や立ちまわりなどを貪欲に吸収し、この作品を魅力あふれるものにしてくれました。Snow Manのメンバーとして、さらに成長と飛躍をされた宮舘さんと再び共演できることを今から楽しみにしております」

引用元:Yahoo!ニュース

とコメントされています。

期待十分といった様子なので、宮舘涼太さんがどんな役柄になるのか楽しみですね!

『SANEMORI』2023の役柄についても分かり次第更新いたします。

『ABKAI2019』の感想

『ABKAI2019』の感想です。

まとめ

今回は、歌舞伎『SANEMORI』2023のあらすじと宮舘涼太さん(SnowMan)の役柄についてまとめてきました。

あらすじをかなり細かく載せていますので、ネタバレしたくない方はご注意くださいm(_ _)m

宮舘涼太さんの役柄はまだ確定していませんので、分かり次第更新いたします。