人物

駒大3年鈴木芽吹の疲労骨折(怪我)の具合は?高校時代にも苦しんだ過去が

2022年10月10日に開催された第34回出雲駅伝。

駒澤大学が2013年の第25回大会以来、9大会ぶり4度目の優勝を果たしました。

その際にアンカーとしてゴールテープを切ったのが鈴木芽吹選手(3年)です。

昨年(2021年)10月の出雲駅伝では、鈴木芽吹選手疲労骨折(怪我)により出場できませんでした。

そして、2023年の箱根駅伝では4区を激走し、見事総合優勝に!

完全復活を果たした鈴木芽吹選手ですが、疲労骨折(怪我)の当時の様子や時期について振り返ってみたいと思います。

この記事でわかることは

  • 鈴木芽吹選手が疲労骨折(怪我)したのはいつ
  • 鈴木芽吹選手の疲労骨折(怪我)は完治した
  • 鈴木芽吹選手への期待の声

です。

鈴木芽吹選手が疲労骨折(怪我)したのはいつ?

鈴木芽吹選手の最初の疲労骨折(怪我)が判明したのは、2021年の夏合宿消化後

鈴木芽吹選手が、右大腿部に違和感を訴えたためレントゲン撮影したところ、疲労骨折が判明したと言います。

当時は、2021/10/10に「第33回出雲全日本大学選抜駅伝」を控えて練習に励んでいたところ。

そんな中での疲労骨折(怪我)で鈴木芽吹選手の悔しい思いもひとしおだったことでしょう。

怪我が判明した後には、2大会に出場することができませんでした。 鈴木芽吹選手が欠場となった2大会はこちらです。

第33回出雲全日本大学選抜駅伝

「大学三大駅伝」の初戦となる出雲全日本大学選抜駅伝

第33回出雲全日本大学選抜駅伝の前日会見では、大八木監督が以下のように会見しました。

鈴木は夏合宿は消化。ただ、右大腿部に違和感を訴えたためレントゲン撮影したところ、疲労骨折が判明した。大八木監督は「いまのところはぼちぼち。全日本大学駅伝(11月)に間に合ってくれたらと思う」と話した。 引用元:スポニチアネックス(2021年10月9日)

駒澤大学の主将である「田澤廉選手」。Wエースである「鈴木芽吹選手」の欠場はチームにとっては大きな痛手。

大八木弘明監督は、「エース格の選手がケガで出られないが、何とか全員一丸で優勝を目指したい」と意気込みを語っていました。

駒澤大学は5位という結果に終わりました。

第53回全日本大学駅伝

当初、大八木監督は、11月の全日本大学駅伝までに鈴木芽吹選手が回復して出場してくれるだろうと思っていました。

しかし、疲労骨折が回復してきたと思われ、練習を開始しましたが、またもや痛みが戻ってしまうという結果に。

鈴木芽吹選手は、「早く戻りたいと焦って練習して、痛みがぶり返してしまった。ちょっと油断していました。」と語っていました。

エースとして、仲間のためにも早く復帰して活躍したいという思いもあったのでしょう。本人にしても、まさか…という思いだったかもしれませんね。

Wエースの鈴木芽吹選手が欠場の中、大八木監督はチームのピンチを全員で総力を挙げて先頭集団から離れないようにキープして終盤の6区を主将の田澤廉に任せてトップを狙う作戦に出ることにしたのです。 大八木監督は、 「前半は若い選手が走る。しっかり付いて、4区くらいまで上位の方で行きたい。あとは田澤に任せるしかない!」 という戦略で臨んだのです。前日の「大会トピックス 駒澤大の大八木監督らが抱負 オンライン記者会見」では以下のように話していました。

「昨年優勝しているが、今年はベストメンバーでは臨めなかった。目標は3番以内。1位に近い3位を狙って頑張りたい」と慎重な姿勢を崩さなかった。 引用元:朝日新聞DIGITAL

結果は、見事1位!アンカーの花尾選手が1着でゴールし、駒澤大学が全日本大学駅伝では優勝を果たしました。

鈴木芽吹選手の更なる疲労骨折(怪我)

鈴木芽吹選手が疲労骨折(怪我)から復帰後のレースとなった2022年1月の箱根駅伝。 ここでは、復路の8区にエントリーされ、しっかりとした足取りで走り出しました。 しかし、12km過ぎから次第に苦しい走りとなり、区間18位でなんとか襷をつないだ形となりました。 キツそうな走りを心配された方も多かったのではないでしょうか。 このときに鈴木選手が左大腿骨を疲労骨折していました。 以前はでしたが、2022年の駅伝ではだったんですね…。 レース直後は歩くことはおろか、自分で動くことすらできないほどの痛みで、コーチやチームメートにおぶられて帰るほどだったといいます。 鈴木選手は、もともと疲労骨折をしがちだといいます。 高校2年の時にも同様の怪我をしていたそうです。 しかし、今回はレース中でのけがで無理をしたこともあり、今までで一番痛みを感じたと語っています。 鈴木選手は、1ヶ月ぐらいはトイレやお風呂も自分だけでは行けなかったほどだたそうです。

鈴木芽吹選手の疲労骨折(怪我)は完治した?

幾度となく疲労骨折(怪我)を繰り返してきた鈴木選手ですが、現在は完治されているようです。 良かった〜。 2022年10月10日に開催された第34回出雲駅伝では、アンカーとしてゴールテープを切ったのが鈴木芽吹選手! 駒澤大学が2013年の第25回大会以来、9大会ぶり4度目の優勝を果たしました。 ゴールテープを切る前から目がうるんでいた鈴木選手。 優勝インタビューでは涙を拭いながら

「なかなかレースに復帰できない苦しい時期が続いて、だからこそいろんな人に支えられているのを感じました。 本当に走れる感謝、支えられている感謝を感じて、嬉しい気持ちと感謝の気持ちで涙が出てききました」

と喜びと感謝の気持ちを語っています。 調子は7〜8割まで戻ってきているといいます。 2023年1月の駅伝での活躍も楽しみですね!

鈴木選手への応援・期待の声

鈴木選手への応援や期待の声をまとめました。

たくさんの方が期待しています!!

まとめ

今回は、駒大3年の鈴木芽吹選手の疲労骨折(怪我)の時期や現在の様子についてまとめてきました。

高校2年生、大学2年生、そして2022年1月の駅伝でも疲労骨折してしまった鈴木選手。

その痛みや辛さを乗り越えて2022年10月の出雲駅伝では見事チームを優勝に導きました。

これからも応援しています!